サイアロン(SiAlON)
サイアロンセラミックスの特徴・物性・用途などについて
高温下で強い、耐熱衝撃・耐摩耗性に優れたセラミックス
- 名称サイアロン
- 英名Sialon (SiAlON) ※ 構成する元素名をくっ付けた名前。
- 化学式Si3N4・Al2O3
- 備考
サイアロン(SiAlON)セラミックスの特徴
窒化ケイ素をベースに合成
チッ化珪素(Si3N4)にアルミナ(Al2O3)とシリカ(SiO2)を合成して得られる、チッ化珪素系のエンジニアリングセラミックス。
窒化ケイ素よりも熱的・機械的特性が勝る
基本的にはチッ化珪素の性質を示すが、チッ化珪素よりも耐熱性、高温環境下での機械的強度、耐熱衝撃性、耐摩耗性に優れる。
また、低熱膨張性、高剛性、耐食性に優れている。
※ サイアロンとチッ化珪素の関係
真鍮と銅の関係に良く似ており、銅(Cu)原子が亜鉛(Zn)原子に置換され、元の金属よりも強力な合金になるのと同様、珪素(Si)原子の一部にアルミニウム(Al)原子が置換し、窒素(N)原子の一部に酸素(O)原子が置換してサイアロン構造を作り、チッ化珪素の物性に似ていながらそれよりも強力なセラミックとなる。
• セラミックス材料の取り扱いについて
お取り扱い可能なものとできないものがあります。 お手数ですが都度お問合せ下さい。
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上記掲載情報は、内容を保証するものではありません。 参考程度の情報としてご利用ください。
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