セラミックスの基礎知識

チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)

チタン酸ジルコン酸鉛セラミックスの特徴・物性・用途などについて

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センサーに用いられる代表的な圧電性のセラミックス

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  • 名称チタン酸ジルコン酸鉛
  • 英名Lead Titanate Zirconate (レッド・チタネイト・ジルコネイト)
  • 化学式Pb(Zr,Ti)O3 - (PZT)
  • 備考白色。 エレクトロセラミックスとして使用される。

 

チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)セラミックスの特徴

鉛(Pb)とジルコニウム(Zr)、チタン(Ti)の複合酸化物。

優れた圧電性

※ 圧電性: 叩いたり、圧力をかけたりすると電圧を生じ(※電気的な分極が生じる)、逆に電圧をかけるとそのものが伸縮する性質。

PZT(チタン酸ジルコン酸鉛)は、圧電性をもつ代表的な圧電体のセラミックスである。 ソナーやスピーカーなどに用いられる。

※ 1cm厚の絶縁体に1000Vの電圧をかけた場合の変形は0.1µm程度。PZTの場合は、5µmも変形する。
(「わかりやすいセラミックスのはなし」日本実業出版社)

優れた焦電性

※ 焦電性: 温度変化があると、電圧を生じ(※電気的な分極に変化が起こる)る性質。

PZT(チタン酸ジルコン酸鉛)は、焦電性をもつ焦電体のセラミックス。 赤外線センサーとして用いられる。



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