セラミックスの基礎知識

チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)

チタン酸ジルコン酸鉛セラミックスの特徴・物性・用途などについて

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センサーに用いられる代表的な圧電性のセラミックス

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  • 名称チタン酸ジルコン酸鉛
  • 英名Lead Titanate Zirconate (レッド・チタネイト・ジルコネイト)
  • 化学式Pb(Zr,Ti)O3 - (PZT)
  • 備考白色。 エレクトロセラミックスとして使用される。

 

チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)セラミックスの用途

圧電モーター(カメラの自動焦点合せ機能)、超音波振動子、超音波センサー、魚群探知機、ドアセンサー、人感照明センサー、スピーカー、インクジェットプリンタヘッド など。


夜間、人を検知して照明の点灯・消灯を行う照明灯の機能は、PZTの焦電性を利用している。(他にも焦電材料として、チタン酸鉛、チタン酸バリウム、タンタンル酸リチウムなどがあるが、もっともPZT(チタン酸ジルコン酸鉛)が広く用いられている。)

ガスコンロの点火装置では、圧力をかけて電気を発生させる圧力素子としてPZTを用いている。
(※点火つまみを回して生じる電圧は、約15KV。)

エアコンの快適性と省エネ性を狙った機能である赤外線センサー。部屋の温度分布や人体温度などを感知し、空調を制御する焦電素子としてPZTが用いられている。


チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)セラミックスの製品画像

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